第3回
「ワイヤーレスブロードバンドとIPアドレス」
鈴村 瞬
 ■前回の続き
 前回は、J女史の質問「『ブロードバンド』ってどうゆう意味なんやろ??」にこたえているうちに、よしこれからというところで紙面が尽きてしまいました。今回は、引き続き、Jさんの質問におこたえしたいと思います。
 
 ■質問 その二
 ワイヤーレスブロードバンドはどこでもコンピュータがあったら使えるん?? よく、スターバックスやらホテルでもなんとかブロードバンドって言うてはるやんか。ウチの中だったらどこでも使えるってことやろか?いらん配線がなくなるだけでも家の中がすっきりするし便利になると思うねんけどな。それとも、そのサービスに加入すれば家の外でもどこでもインターネットができるってことなん?
 
 ■ワイヤレスブロードバンド
 ワイヤレスブロードバンドは、電波の届くところであれば、どこでも使えます。ただし注意することがあって、それは、電波を受信するためのモデムが必要なことです。そして、そのモデムを使うためには、外部電源が必要になります。もう一つ、モデムとPCは多くの場合、LANケーブルで接続することになります。だから、すべてワイヤレスというわけではありません。無線LANアダプターや無線ルータを購入し、モデムと接続すれば、先ほどのLANケーブルが不要になります。
 要するに、ワイヤレスブロードバンドには、一つに、専用のモデムが必要、二つに、モデムとPCは多くの場合LANケーブルで接続、三つに、無線LANアダプターや無線ルータがあればモデムとPC間もワイヤレスにすることが可能、ということです。
 
 ■質問 その三
 IPアドレスってなんでっしゃろ? おばちゃん、メールアドレスとか持ってるけど、それのことやろか。サービス加入したら1つくれるらしいけど、ウチの家族は5人やで。一人一個は最低欲しいもんやけど・・・。えっ??メールアドレスのこととはチャウんや・・・。
 
 ■IPアドレス
 IPアドレスとメールアドレスは異なります。IPアドレスはなにかというと、インターネット上でコンピュータを識別するための番号(アドレス)です。インターネットに接続するとすべてのコンピュータはIPアドレスが割り振られます。インターネット上では、この番号に重複があってはならないため、割り当ての管理は各国の民間の非営利機関(NIC)が行っています。
 ちなみにダイヤルアップ接続でインターネットを利用する場合、プロバイダが自動的にIPアドレスを割り当てます。そのため接続するたびにIPアドレスが変わります。通常、個人むけのインターネット接続サービスでは、接続ごとに異なるIPアドレスを割り振るのが一般的です。
 このように接続するたびにIPアドレスがかわると、不都合な場合もあります。自宅のPCをサーバーとして公開する場合や、外出先から自宅PCに接続する時などです。なぜなら、インターネット上の住所(IPアドレス)が特定できないからです。そのために、いつも同じIPを割り当てるサービスがあります。この固定IPアドレスの割り当てサービスは、利用料金が通常よりも高くなります。
 
 ■余談ですが
 小生、無線ルータを使っているので、ソファ、ベッド、ダイニングテーブル、どこでもインターネットが使えます。日本にいるときも無線ルータを使っていましたが、そのときは、家の中がせまくて、ありがたみが半減してしまいました。その点、マレーシアは、ワイヤレスのしがいがありますね。
 
     
 
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