日本と中国、日本と韓国、うまくいく訳がない
 6月30日に行われた統一地方選挙で惨敗し、支持率も14.1%と最悪の情況に陥っている韓国の盧武鉉大統領が、予想通り、人気を回復しようと必死に日本バッシングを行っている。

 一方の小泉純一郎首相も、韓国政府の動きを受けて、9月の首相退陣を前に引き際の支持率を向上させようと靖国参拝をめぐって刺激的な発言を繰り返している。小沢民主党代表が訪中し、胡錦涛国家主席と会談、政治的障害を除く方針で一致し、親中国外交を展開していると、「(靖国神社参拝は)誰でも自由じゃないですか」と反論して、日本人のナショナリズムを換気させようとしている。

 三人三様に、三国三様に、領土問題や靖国問題を利用して、人気取りをしている。

 そんなとき、我が道を行く北朝鮮は、こともあろうにミサイルの発射実験をしてしまった。北朝鮮の目論みに反して、米国は経済制裁を強化することがあっても制裁解除や二国間の話し合いの舞台に立とうとはしない。

 金正日総書記と小泉首相の友情を重んじてきた日本は、北朝鮮への送金や現金の持出しを禁止し、万景峰号の入港を半年間禁止することを決めた。遅ればせながら経済制裁に踏み切った。

 困ったのは北朝鮮の保護者役の中国と兄弟の韓国だ。腫れ物に触るように大事にしてきた北朝鮮が、親や兄の意図に反して、ミサイル実験という大胆で非常識なことをしでかしてしまい、手に負えない情況になってしまった。

 日本国民の多くは、反北朝鮮だけでなく、北朝鮮を庇護している中国と韓国の外交政策を腹の底で馬鹿にしているだろう。経済制裁を発動したことで、単純な日本国民の自民党政府の持率は上がるに違いない。

 日本と中国と韓国、それぞれの国の政権や指導者が、靖国参拝、領土問題、歴史認識、北朝鮮問題、様々な場面を有効に使って国民のナショナリズムを刺激し、支持率を上げようとしている。もっとも切実なのがレームダック(死に体)状態の韓国の盧武鉉大統領だろう。北朝鮮のミサイル発射で太陽政策への風あたりがつよまり、また支持率が下がる。だから、それを挽回しようと、懸命に、必死に日本をたたきつづけるに違いない。

 日本人、韓国人、中国人が共謀してカリスマ美容整形医師の娘を誘拐する事件があったが、すぐに捕まってしまった。日中韓の共同事業はうまくいかないということを象徴するようなできごとだった。所詮、日本へのコンプレックス、嫉妬に気も狂わんばかりの国とは、友好親善なんて考えない方がいいのかもしれない。

 
     
 
 
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