不二家
不二家がもがきあえいでいる。後から後から、出てくくる出てくる不祥事の数々、消費期限ぎれのミルクなどの材料を使っていた事件が公表され、創業者一族の藤井社長が引責辞任した。その後も、消費期限ぎれのミルクなどの材料を使っていた別件、許容量以上の大腸菌が検出された製品を製造、出荷して販売した、蛾などの虫の死骸が入っているケーキを健康上に有害ではないとして出荷して販売した。等々、毎日のように小出しに報道されている。子供たちに愛され、お母さんたちの信頼されてきた不二家の半世紀以上の長い暦史を、不二家を愛してきた消費者を次々に裏切る愚かな行為によって失いつつある。経営的にも行き詰って、やはり、小出しの不祥事が次々に出て乳業産業と菓子業界のトップの座を一気に転げ落ちてしまった雪印の二の舞を演じている。
関西テレビ
フジテレビ系列の関西テレビの『発掘!あるある大辞典U』の納豆の「ダイエット効果」で実験結果が捏造され、週刊朝日に追及された。その結果、制作した下請けの関西テレビの千草社長が責任を取って減給の処分をした辞任した。日本テレワークの古矢直義社長が引責辞任した。『発掘!あるある大辞典U』でも不二家と同じように次から次に、「レタスの睡眠効果」、「味噌汁でやせる」、「わさび10年若返る」、「食べても太らない。レモン果汁効果」と公表されて、実験結果や専門家のコメントなどを捏造した番組制作が明らかになっている。
安倍内閣
数年前の三菱自動車のけ自動車部品欠陥問題でもそうだったし、この1、2ヶ月に明らかになっている閣僚や野党議員の不明瞭な事務所経費や政治資金の使途問題も、あとから後から同様の問題が指摘されている。辞任した佐田玄一郎行政改革担当相に次いで、松岡農林水産相、伊吹文部科学相が不明瞭で常識を超えた経費を計上していることが暴露された。安倍首相は彼らをかばうばかりで国民が納得する弁明をしない。そのために内閣支持率が下がっているというのに、防衛庁長官から防衛大臣になったばかりの久間防衛相が日米同盟を危うくする発言を繰り返したと思ったら、今度は少子化を担当する柳沢伯夫厚生労働相が島根県松江の県議の講演会で「女性を子供を生む機械や装置に例えて発言してしまった。すぐに謝ったものの、この発言は日本全国津々浦々に伝わってしまった。
当然、民主党、社民党などの野党はこれほど分りやすい敵失を捕らえて攻め立てる。もちろんメディアもだ。こればっかりは謝ってもすまないだろう。それでも、安倍首相はこれまで同様に、首が飛びそうな大臣たちと同様に、かばいつづけている。
おかげで、松岡、伊吹、久間の各大臣に向けられていたメディアの目が、柳沢大臣にばかり向いて、3人の大臣はほっとして首筋をなでていることだろう。一番怒り心頭になっているのは安倍首相夫人かもしれない。「わたしは壊れた子作り機械なの!」と怒っている女性は何万人いるだろう。
企業は死活問題。でも安倍内閣は?
素人目には「どの企業も政党(内閣)も、なぜ、いっぺんに発表してしまわないのだろう?」と思う。最初は誰かに見つかってしまっても、ほかのことを隠そうとしないで「自発的に全部いっぺんに発表して謝ってしまえば、一般国民はその潔ぎよさを評価し、一度きりのスキャンダルで終わってしまうのに」と思うだが、なぜか、次々に小出しにスキャンダルが出てくる。不二家や関西テレビは雪印のように、信頼を回復するのに四苦八苦することは間違いない。
これに対して、安倍内閣はというとどうなるだろう。あと一人、二人辞めたら内閣は崩壊する。最低でも内閣改造は必要だし、支持率はもっと下がるだろう。今年行われる統一地方選挙や参議院選挙ではぶっちぎりの大勝利ということは考えられない。自民党は相当な打撃を受けるだろう。それでも、安倍政権はつづくしかない。ポスト安倍となる政治家はいない。 |