中国産の食料品は安全か?
さすが中国。他人の生命は二の次、儲けるためなら手を変え品を変え
 米国で原料の一部が中国産のペットフードを食べた数百匹の犬や猫が死んだ。パナマでは中国産の風邪薬を服用した患者が次々と倒れた。ペットフードからも風邪薬からも毒性物質が検出された。いま、中国産の食料品や薬の安全性が問題になっている。

 ペットフード事件では中国企業2社が、たんぱく質の品質を高く見せるためにつかう、食品への使用が禁止されている化学物質メラミンを、小麦グルテンと米たんぱく質に加えて輸出していたという。添加したメラミンを別の名前にして検査を通過していた。米国の食品医薬品局(FDA)は、このペットフードを食べた犬猫からメラミンを検出し、中国当局に指摘したが、中国当局は中国企業の関与を否定した。この原料は輸出され、カナダのペットフード・メーカーのメニュー・フーズが加工し、販売していた。

 パナマの咳止め、風邪薬事件には、毒性がある安価な産業用ジエチレングリコールを薬用甘味料と偽って原料としていた。この咳止め薬では100人以上の人名が奪われた。

 パナマでは昨年来、内臓の機能低下などの不調を訴えた多数の患者が死亡している。パナマ政府の依頼を受けて調査した米国の食品医薬品局(FDA)は、風邪薬の原料として「グリセリン」と表示してあったが、実際には産業用ジエチレングリコールが含まれていることが判明した。中国江蘇省の化学薬品会社がジエチレングリコールをグリセリンに混ぜて製造し、中国やスペインの貿易会社によって輸出された。パナマ当局は365人の死亡報告があり、このうちの100人はジエチレングリコールが原因と確認されている。これまでに、ハイチ、バングラディシュ、アルゼンチン、ナイジュリア、インドで有毒甘味料による被害があったが、中国製とは確認されていない。

 中国国家品質監督検査検疫総局は179社の食料品輸出企業について、緊急立ち入り検査をした。しかし、異状はなかったという。

 中国ではこうした事件は報道されない。米国は中国産の野菜にもメラミンが含まれている可能性があるとして、検疫体制の強化をした。

 今年5月、モンゴルの首都ウランバートルで中国産のラーメンを食べた学生二人が死亡したというニュースが流れた。ラーメンには、製造過程で発生した毒性廃水が含まれていたという。モンゴルでは安価な中国製のラーメンが大量に輸入され、販売されている。

 同5月、中国南西部の雲南省では牛肉の煮込み料理を食べた7歳の少年が死亡、55人が食中毒症状となった。煮込み料理には亜硝酸塩が大量に入っていたらしい。亜硝酸塩は少量ならば食品添加物として使用が許されているが、大量に摂取すると有害で、頭痛、嘔吐から意識不明の重態になることがあるという。屋台の店主が食塩を切らしたために塩の代用として使ったらしい。

 日本の「コンビニ弁当」は原材料のコストを減らそうとシイタケ、レンコン、にんじん、サトイモといった中国産野菜を使用している。いうまでもなく中国では野菜の生産農家は大量の農薬や添加物、薬剤を使用している。日本では収穫後、大量の水で身体に影響のない基準にまで洗浄する。ところが、中国は水資源が乏しく、水質汚染が著しいので、洗浄に使う水は繰り返し繰り返し使わざるを得ない。「コンビニ弁当」も信用できないのだ。

 中国の水質汚染はきわめて深刻だ。中国全土の河川の6割が水銀など有害な重金属や農薬で汚染されているという。水質悪化によって、中国人の疾病の8割、病死の3割が影響を受けているといわれている。体内に残留しやすい有毒重金属に汚染された危険地帯は天津、北京など渤海工業地帯、上海など華東工業地帯、華南工業地帯などの2000平方キロに及んでいる。

 ほかにも、中国産食料品は衛生管理が劣悪できわめて不衛生なことが多く、加工食品も信用できない。また、5月21日付けの朝日新聞に書かれてたように、偽食品も多い。中国東北地方産のキクラゲの中には、別の種類のキノコに硫酸マグネシウムや鉄くずを混ぜた薬品をつけて本物そっくりに見せかけたり、四川省成都で見つかったキクラゲは、工業用インクで着色したものもあったという。とうぜん、食べた人は下痢や嘔吐に悩まされた。

 中国産ウーロン茶の葉から許容される残留基準地超えるを有機リン系殺虫剤「トリアゾホス」が検出されている。また、北京の豆腐工場では苦汁(にがり)の代わりに石膏を使っていた。石膏で作った豆腐を食べると、腎臓病になりやすいという。まタ、北京では鮮度をよく見せるために強酸をつかったライチが売られていたという。しかも、他の屋台よりも高い値段で売っていた。強酸溶液は濃度が薄くても手の消毒をすると皮がむける。強酸溶液のついたライチを食べると食道炎、胃炎になる可能性が高い。

 米国では中国から輸入された殺虫剤が混じった豆類、禁止されている添加物の入った干し葡萄、サルモネラ菌がついた唐辛子が見つかっている。日本では2002年に中国産のほうれん草から基準の濃度を超えた在留農薬が検出され輸入禁止になっている。また、EUでは抗生物質が使用された中国産エビの輸入を禁止している。

 よくもまあ、人の口に入り、生命をも危うくするようなことを、次から次に考え出すもんだと、中国人の金銭欲のつよさには感心する。困ったことに、中国政府は米国など先進諸国が中国産の農業製品に基準以上の濃度の農薬、薬物や添加物が含まれるとして、輸入禁止措置をとると、「自由貿易を阻害するなどといって」必要以上に反発する。自国企業の不法行為には実に寛大だ。他国の国民が死のうが生きようが、輸出さえしてしまえば、あるいは、輸入させてしまえば関係ないというふうにも見える。

 今、金になるなら何でもするといった共産党支配化の中国の価値基準は、わたしたち外国人の生命財産に危険を及ぼし、ひいては自国民の生命も、自国の河川、農地、山林などといった環境も劣化する一方だろう。

 とりあえず、わたしたちにできることは「中国産野菜」や「中国製加工食品」を口にしないことが肝要だ。「やすいから」といって、おいしくて安全だということにはならない。とくに幼い子供のいる家庭では「中国産野菜」や「中国製加工食品」は可能な限り避けるほうがいいだろう。

 
     
 
 
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