2月5日、インドネシア保険省は高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)のヒト感染症例を新たに2例発表した。一例目はバンタン州タンジェラン市の29歳の女性で、1月22日に発症、同29日に入院し、2月2日に死亡した。現在のこの女性の感染源の調査が行われている。二例目は、ジャカルタ州西ジャワの38歳の女性で1月24日に発症し、同26日に入院し、現在も治療中だが重体。この女性も感染源の調査が行われている。インドネシアではこれまでに確認された126例のうち103例が死亡している。
昨年12月9日、中国保険省は、江蘇省において高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)の新たなヒト感染症例を報告した。症例は12月6日に同国の実験施設で確認された。患者は52歳の男性で、H5N1の感染により12月2日に死亡した24歳男性の父親である。この男性は国家当局によって医学的観察下に置かれていた濃厚接触者のうちの一人である。男性は12月3日に発症し、ただちの治療のため病院に搬送された。中国ではこれまでに27例が確認され、17例が死亡している。
中国衛生部は、死亡した24歳の息子のサンプルから分離したウイルスは、鳥由来のもので、変異は見られないので、人から人への感染ではないと、否定している。
また、今年1月10日には、中国の南京市の男性が、鳥インフルエンザH5N1に感染して死亡した息子から感染したと、中国衛生省が発表した。変異は時間の問題といわれていた、人から人に感染するウイルスの登場に、欧米系の企業は敏感に反応し、対策を立てている。
日本では、国立感染症研究所が最悪のシュミレーションを予測した。
《東京に在住する一人のビジネスマンが海外の出張先で人から人に感染する「新型鳥インフルエンザ」に感染して帰国した。症状がないまま、本人は満員電車に乗って都心の会社に通っていた。帰国して10日目には首都圏で22万4000人が新型鳥インフルエンザ」に感染する。そして関西にも広がり、2万400人が感染する。厚生労働省の予測では、国内で一人が感染したら、約2500万人が感染して医療機関に行き、約2ヶ月間で64万人が死亡すると考えている。
中国でのから人に感染するウイルスの登場は、近い将来、中国国内で爆発的に広がる己がある。北京オリンピックを半年後にひかえ、中国政府は必死に流行阻止対策を行うだろう。万一、いつも通りの隠蔽作戦に出たら、10倍の人口を抱える中国では2億5000万人が感染し、日本の死亡率2.8%(実際にはもっとずっと高い)と同じだとしても640万人が死亡する。平均的な医療レベルも低く、国民の健康状態も劣るという要素を加味すると、1000万人以上の死者がでてしまう。いち早く公表し、医療先進諸国とともに流行の拡大阻止をしなければ、オリンピックどころか、国家が破滅してしまう。
「新型鳥インフルエンザ」の噂がでたら、高機能のマスクで飛沫感染を防ぐ準備をする必要がある。そして、鳥インフルエンザと推測される患者が見近で発生したときは、出勤、通学はしない。予防ワクチンも早めに摂取するほうがいい。
「鳥インフルエンザ」については、外務省の「海外安全ホームページ」をよく読んで予防対策を考えてください。 |