とんだ誕生日のプレゼント
「世界最悪の独裁者」に昇格
 2月16日、北朝鮮の金正日総書記は66歳の誕生日を迎えた。国を挙げての祝賀気分の覚めぬ、翌17日、米紙のワシントンポストの週刊誌「パレード」が、「世界最悪の独裁者」に選ばれたと報じた。
 金正日総書記は前年度のランクは2位、誕生日の翌日、ついに頂点に登りつめた。
中国の胡錦濤国家主席は口で言っていることと、現実にやっていることのギャップが、オリンピックを意識していくらか縮まってしまい、順位を下げてしまったのだろうか。
 何故か。ブッシュ米大統領が大嫌いのベネズエラのウゴ・チャべス大統領がトップ20から外れた。アメリカのジョージ・ブッシュ大統領も国際社会ばかりか国内でも叩かれているから独裁者のイメージから外れたのか、ランク外。バックグラウンドが怖いのか、ロシアのプーチン大統領も外れた。
日本の福田康夫首相は「世界無能力指導者ランキング」でならば、韓国のノムヒョン大統領と一位争いができるのに、残念。
 2位以下、20位までは下記の通り。中国政府と親しいジンバブエのムガベ大統領は、選挙目当てで国民の人気を取ろうとした価格半減令が見事に失敗、インフレに拍車をかけてしまった。08年2月のジンバブエ中央銀行の発表でインフレ率24,470%、実際には150,000%という説もあって、第二次世界大戦後の世界記録を更新中だ。
 前年の15位から8位に一気に順位を上げてしまったのがパキスタンのムシャラフ大統領だ。2月18日に行われた下院選挙で、大統領の与党が大敗北し、政権を去ることになりそうだ。来年のこのリストから消える可能性が大きい。19位のラオスのサヤソン大統領だが、ラオスでどんなに独裁しても私腹を肥やすには至らないだろう。それに、国民は圧政だという受け取り方よりも、やっと手にした平和で穏やかな日々が送れるということを素直に喜んでいるという感じがする。一党独裁の社会主義国家の大統領だから「世界最悪の独裁者」にランクインというのは、かわいそうだ。

  前年度
2位 オマール・アル・バシャール大統領 64 スーダン 1位
3位 タン・シュー国家平和発展評議会議長  75ミャンマー 6位
4位 アブドゥラー国王      84 サウジ・アラビア 5位
5位 胡錦濤国家主席       65 中国 4位
6位 ロバート・ムガベ大統領   83 ジンバブエ 7位
7位 サイド・アリ・カメネル師   68 イラン 3位
8位 ペルヴェス・ムシャラフ大統領   64 パキスタン 15位
9位 イスラム・カリモフ大統領     70 ウズベキスタン 8位
10位 イサヤス・アフェワルキ大統領  62 エリトリア 13位
11位 ムアッマール・アル・カダフィー中佐 65 リビヤ 9位
12位 バシャール・アル・アサド大統領  42 シリア 10位
13位 テオドロ・オジャン・ヌエマ 65 赤道ギニア 11位
14位 ムスワティ三世国王    39 スワジランド 12位
15位 メレス・ゼナウィ首相    52 エチオピア 17位
16位 アレクサンダー・ルカセンカ大統領 53 べラルーシ 14位
17位 ホスニ・ムバラク大統領     79 エジプト 18位
18位 ラウル・カストロ首相     76  キューバ  
19位 チョウマリー・サヤソン大統領    ラオス  
20位 イドリス・デビ大統領   55 チャド  
 
     
 
 
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