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長野オリンピックのあとで開催されたパラリンピック、日本選手の大活躍ですっかりお馴染みになりました。シドニー、アテネでも日本選手は活躍し夏のパラリンピック競技も知られて、ようやく「障害者スポーツ」に視線が注がれるようになってきました。
国際パラリンピック委員会と、その国際組織と国際障害別競技団体は下記の通りです。
* 『IPC』“国際パラリンピック委員会
(International Paralympic Committee)”
「パラリンピック」で知られた“国際パラリンピック委員会(International Paralympic Committee)”は1989年9月に設立されました。障害者スポーツの国際的な統括組織として、4年ごとにパラリンピック大会を主催しています。IPCのモットーは「Spirit in Motion」。障害のあるスポーツマンのすぐれたパフォーマンスと、「人(障害者だけではなく、普通の人をも)を勇気づける」というパラリンピック・ムーブメントの特性を表しています。2004年3月までに155カ国・地域が加盟しています。
(本部:ドイツ http://www.paralympic.org/)
* 『APC』
“アジア・パラリンピック評議会(Asia Paralympic Council)”
2002年10月、国際パラリンピック委員会の地域委員会として設立されました。2005年1月からはアジア地域と中東地域が合併して全アジアの代表団体になっています。
(事務局:マレーシア、会長:ザイナル・アブ・ザリン)
*『FESPIC』
“フェスピック連盟(FESPIC Federation)”
大分県で社会福祉法人「太陽の家」を設立した故中村裕博士の提唱で、「保護よりも機会を」をスローガンに、東アジア、東南アジア、オセアニア諸国の障害者のスポーツ普及を目的とした大会として運営されてきました。エリート・アスリートの育成ではなく、障害者の社会参加として位置付けています。
(事務局:日本、http://www.fespic.org)
* 『IWAS』
“国際車いす・切断者スポーツ連盟(International Wheelchair Sports Federation)”
車いすを使用する選手と切断の選手の国際統括競技団体です。1960年に国際ストーク・マンデビル車いす競技連盟(ISMWSF)と、1964年に設立された国際身体障害者スポーツ機構(ISOD)が合併したものです。パラリンピック大会はISMESF大会を継承したものです。
(事務局:イギリス、http://www.wsw.org.uk)
* 『CP−ISRA』
“国際脳性麻痺者スポーツ・レクリエーション協会(Cerebra Palsy Internaional Sports and Recreation Association)”
脳性麻痺者のスポーツを統括する団体です。
(事務局:オランダ、http://www.cpisra.org/)
* 『IBSA』
“国際視覚障害者スポーツ協会(International Blind Sports Association)
1980年に設立された、視覚障害者のスポーツを統括する団体です。
(事務局:スペイン、http://www.ibsa.es/)
* 『INAS−FID』
“国際知的障害者スポーツ連盟(International Sports Federation for Person with Intellectual Disability)”
1986年にINAS−FMH(国際精神薄弱者スポーツ協会)として設立され、2000年にINAS−FIDに改称しました。知的障害者スポーツを統括する団体です。
(事務局:スウェーデン、http://www.inas-fid.org/) 障害者スポーツは、日本でもやっと認知されつつあります。それでも、名前を聞いただけではよくわからない競技があります。例えば「ボッチャ」、「ローンズ・ボウル」。競技はわかっても、どういうふうに競技をするのかよく分からないスポーツもあります。それらフェスピックでも行われる競技を、『日本障害者スポーツ協会』のホームページなどを参考に、説明していきます。
その一 ボッチャ(Boccia)
ボッチャは筋肉をコントロールし、正確さをテストするために考案されました。1984年のパラリンピックではじめて紹介された新しい競技です。42カ国で行われています。残念ながら、日本ではほとんど知られていないようです。『CP−ISRA』の中に、ボッチャの国際組織があります。
決められたコート内で、ジャックと呼ばれる白いターゲットボールに、赤いボール6個と、白いボール6個をそれぞれ投球しあい、ジャックにどれだけボールを近づけることができるかを競うスポーツです。個人、ペア、団体の区分があります。
ボールをもつことができない人、投球できない人には、「ランプ」という傾斜した投球器具の使用が許可されます。「ランプ」は補助者一名がもち、競技者の指示で左右に振ったり、高低をつけたりします。ただし、補助者は競技者にアドバイスをしたり、コートの方を振り返ったりすることは禁止されています。(競技終了まで、コートに背を向けていなければなりません。) |
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