日本人がよく行く、クアラルンプール周辺の医療機関
 病気に罹ったときに一番不安に思うのが言葉の問題。「症状をうまく伝えられるかしら?」、「先生の説明がわかるかしら?」と考えるだけで頭が痛くなってしまいます。必然的に、日本の大学の医学部を卒業した先生、看護婦資格をもつ日本人女性がいる医療機関や日本人患者を扱いなれた医療機関に行くことが多いようです。そうした医療機関を紹介していきます。
 まず、パンタイ・メディカル・センター、次号はスバンジャヤ・メディカル・センター、あと、ジャパンメディア・センター、グレンイーグルス・メディカル・センターなどを紹介していきます。マレーシアの病院、医院ですが、それぞれ特徴があり、システムも若干異なります。
 医師、病院やクリニックを選ぶのは自分自身です。この特集で紹介している内容はあくまでもアウトライン、基本情報です。医師、病院やクリニックの評価は人それぞれ異なります。相性もあります。少ない選択肢です。他人の判断に準ずるのではなく、自分自身でよく調べ、体験して、選んでください。
 
デポジット(手付金)について
入院する場合にはRM1000(日本円で三万円程度)のデポジットを入院前に支払います。(クレジットカードによる支払いも可能)会社負担の場合には入院時にGuarantee Letter(保証書)が必要になります。
第1回
パンタイ・メディカル・センター
PANTAI MEDICAL CENTRE
 No.8, Jalan Bukit Pantai, 59100 Kuala Lumpur
Tel: 03-2296-0439
 クアラルンプールの中心から車で約15分の、おしゃれなプレースポットとして人気のバングサ・バルーに近いパンタイ・メディカル・センターは1974年に設立された私立病院です。2001年に新病棟が完成しました。日本人や欧米人が多く住むバングサ地区やモントキアラ地区からも近い、駐車場も比較的余裕があります。ここには日本の医師免許をもつ、ドクター・ラウがクリニックを開いています。
 1992年に、マレーシアに在留する日本人に対する医療サービス充実の一環として、日本の労働福祉事業団と友好提携関係をむすびました。日本人社会には比較的身近な病院として信頼されています。
 重要なのは、外来の「一般外来/要予約」と「医療費の仕払いについて」です。入院の際の「デポジット」は日本にはない制度です。また、救急の際のこともよく読んでいてください。
 
■外来部門
総合受付(インフォメーションデスク)本館の玄関ロビーにあります。
一階の総合受付で手続きをしてから、各外来の受付に行き、診察・治療を受けます。
一般外来/要予約(電話予約可)
 初めて受診する人は、専門的治療を必要とするときに専門医を紹介してもらわなければなりません。ホームドクターなどの紹介がないときは、日本の医師免許をもつドクター・ラウのクリニックで診察を受け、その治療にもっとも適した専門医を紹介してもらいます。日本人コーナーの診療時間以外のときは、緊急外来を利用してください。
専門外来/要予約(電話予約可)
 100名以上の専門医(非常勤を含む)が診療を行っています。
救急外来/24時間
 電話連絡をしてから受診するほうがいいが、直接受診することも可能です。パンタイ・メディカル・センター専用の救急車サービスがあるので、必要な場合には下記に電話してください。救急車は有料です。
電話03‐2296‐0999
 
■医療費の仕払いについて
 医療費には、病院への支払いと、医師(クリニック)への支払いがあります。病院への支払いは一階の総合受付の会計窓口で支払ってください。医師・クリニックへの支払いは各クリニックで支払います。なお、治療費は医師によって異なります。必要な場合には下記に電話してください。救急車は有料です。
電話03‐2296‐0999
 
■予防接種について
A型肝炎、B型肝炎、3種混合、(百日咳・破傷風・ジフテリア)、風疹、BCG、ポリオ、麻疹、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)、日本脳炎などを実施しています。
健康診断について
 パッケージコースがあります。また、Dr.Lauのクリニックでも標準なコースを設けています。
 
■診療科
内科系 外科系
一般内科 呼吸器内科 消化器内科 循環器内科 神経内科 精神科 血液内科 腫瘍科 腎臓内科 小児科 リューマチ科 老年内科  一般外科 眼科 小児外科 皮膚科 産婦人科 口腔外科 心臓外科 形成外科 脳神経外科 泌尿器科 整形外科 麻酔科 不妊症外科 血管形成術 放射線科

ディケア・センターを新設しました。 2005年1月からはじめています。
午前8時?午後5時までの入院です。一般病室RM50. 個室RM700.

 
■設備
MRI、CTスキャン、内視鏡検査、超音波検査、心エコー検査、負荷心電図、血管造影、骨密度検査、集中治療室(ICU、CCU)、人工透析、腹腔鏡検査、リハビリテーション、放射線療法、砕石治療、眼科レーザーなど

最新設備:64Multi-slice CTスキャン 
(冠動脈造影・心臓血管造影によって動脈硬化の早期発見、心筋梗塞の予測が可能になります。耳鼻咽喉ガンや肺がんなどの早期発見にも有効です。)
 
■入院部門
入院する場合は、各科外来で手続きします。外来でかかった医師と入院してからの主治医は原則として同じです。
 
■食事等について
食事代は別途かかりません。ただし、病院には寝巻きの用意はありませんので自分で用意してください。
 
■新病棟
2001年に増設された新病棟には360床の入院施設のほか、母子健康センター、手術室(8室)、血管造影室、集中治療室、救急外来、テレメディスンセンター等があります。従来の病棟とは渡り廊下でつながっています。
 
     
 
ここに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権はA. P. PRESS (M) SDN. BHD.またはその情報提供者に帰属します。
POWERED by Minamikaze Digital Animation Studio Enterprise