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★あなたの嫌いな家事は・・・ その1
ある統計によると、日本の主婦が嫌いな家事は1位がアイロンかけ、2位が洗濯物をたたむ、3位が掃除で、4位が食器洗いだという。 マレーシアではどんな順番になるのか想像してみた。日本で働く主婦と同様、ここマレーシアでは共働きが当たり前だ。 でもちょっと違う状況としては、だんなさんもよくまめに家事を協力してくれるという声を聞くし、メイドの普及率も高い。今やメイドを雇うことは、何も金持ち層とは限られておらず、平均的な収入の家庭でもメイドがいるくらいだ。とにかく共働きだと、誰もが「時間がない」とあせっている。そんな状況にあって、家事に費やす時間をミニマムに抑えて、捻出した時間を家族のコミュニケーションのために使いたいと昨今の主婦達は願っている。
主婦の嫌いな家事の中に、家事のメインとでも考えられるであろう、食事の支度がないのには、へえ、意外や意外。でもよくよく自分に当てはめてみると、ちょっと家で机仕事をしていて眠気がさしてきたときとか、集中できずにやっていることがスムーズに運ばない時には、よくキッチンへ向かっている。何か食べ物や飲み物を取りに行くことはもちろん、仕事の合間に、ちょっとキッチンにたって、昼食や夕食の下ごしらえとかを短時間にさっさっとやってから、また机に戻るというのは、結構そういえば気分転換になるのだ。
調理はなんと言っても、食べるためにつくっているのであって、その後おいしかったか、おいしくなかったかはさておき、取り合えず食べたいものを食べるために作るので、嫌いはうちには入らないかもしれない。また、アンケートによると、最近では、おしゃれなコミュニケーション型のキッチンが増えているので、おしゃべりしながらでもできる調理はあまり苦にしていないらしい。それどころか、やっぱり、みんなも同じように「仕事で一杯になった頭を切り替えるのに、調理はとても役に立つ。包丁持ったら指先に集中しないと手を切ってしまうから否応なく仕事の事を忘れる」という意見で、料理は義務というより、ストレス解消ととらえている人の割合が多いのだそうだ。 そうだよなあ、調理は、他の事を考えて行うというより、結構火かげんとか、味付けとか、考えて動くことも多いから、ある意味ではストレス解消にもなるのか。でも、食べた後に山になった食器の片付けを思うと、またストレスレベルがアップするかも。
私個人的に言わせてもらうと、 嫌いな1位が同じくアイロンかけ、2位が洗濯物を干す・たたむで、3位が食事のメニューを考える、4位がトイレ掃除、といったところか。
さて嫌いな家事アンケート第1位の「アイロンかけ」は、何故嫌われているのか?アイロンとアイロン台を出してくるのが面倒、アイロンをかける場所を確保するには、まず散らかったモノを片付けなければならない、アイロンをかける対象は、シーツから綿シャツ、ハンカチまで大小、形がさまざまで、ものによって違う動きをしなくてはならない、嫌いだからついつい溜め込んで、かける時には大量になっていてとても疲れる、という理由で嫌われている。主婦の皆様には本当に判ってくれると思うが、アイロンがけは、見た目より結構つかれるものだ。
特に大判のワイシャツは。そして、何よりも暑い!本当にひたすら暑い!「じゃあ、エアコンのあるところで、テレビでも観ながら、楽しくやればいいじゃない」と言われそうだが、 アイロンはやはり目と腕が勝負なので、ちょっとテレビを見ると手を休ませるということになり、アイロンの時間がズルズルと倍増してしまうものいやだ。アイロン台をだして、スイッチを入れて暑くなるまで待つ。温度を上げすぎると鎔けてしまう布、温度をいくら上げてもなかなかシワのとれない布、そしてスラックスは頭が痛い。折り目の線やウエストのひだ、しまいには、えーい、もういいや!といいかげんになってしまうのである。最近のアイロンはなだ軽いからいいものの、一昔前マレーシアのアイロンは、鉄の塊のように重かった。もちあげたり、降ろしたりと一動一動に力が要り、バーベルの持ち上げ運動をしている感じだった。また、軽くなったら軽くなったで、シワが本当に取れるのか不安で一生懸命力を入れて不要に押しつけてしまう。なんだか、困ったっ作業ばかりの代物だ。、とにかく早く終わらせたい一心で、一人寂しく汗を飛ばしながら、奮闘する。 (Yoko)
(つづく)
本稿は日馬プレス第274号(2004年5月16日)に掲載されたものです。