目次へ 6月27日のニュース
 
今年もヘイズ(煙霧)の季節がやってきた。

 6月18日、ペナン州、ペルリス州、ケダ州などでヘイズの影響が出はじめた。ペナン州バタワースでは視界が3キロだった。
 ペナン州気象サービス局は半島北部の各州では少なくとも南西モンスーンの始まる8月までヘイズはつづくだろうという発表をした。同局は大気汚染指数(API)は51ポイントから100ポイントで推移しているという。汚染状況は普通で、ごく軽度の症状が出る人がいる程度だという。
 ヘイズはインドネシアのスマトラ島やカリマンタン島の焼き畑農業やパーム椰子のプランテーションを広げるために古いパーム椰子や潅木を焼くだけでなく、土の下にある泥炭層を燃やしてしまうことによる煙が、4月から10月にかけて南西モンスーンの風に乗って、マレー半島やシンガポール、ボルネオ島(カリマンタン島の北側、マレーシア)の上空を多い、視界を悪化させ、人々の健康に大きな影響を与えている。
 ただ、インドネシア国内でパーム椰子のプランテーションを経営しているマレーシア企業もあり、また、マレーシア国内でも焼き畑農業や山火事などがあり、100%インドネシアのせいというわけではない。
 しかし、ヘイズのもっとも悪化する8月ごろにはクアラルンプールでも視界が500メートル、300メートルというときもあり、また、ペナン島でも数百メートル離れたホテルからランドマークのコムタがかすかにしか見えないことがある。
へイズの強い日には、目、鼻、喉などの粘膜が刺激され、目や皮膚のかゆみ、鼻水、咽頭痛、めまい、吐き気などの症状が現れることがあります。また、もともと心臓や呼吸器の病気がある人は症状が現れやすく、病気が重症化する可能性があります。のどの粘膜が弱い人や喘息などの病歴のある人はとくに注意が必要です。
 ヘイズの季節に窓の外の景色に注目すると何となくもやがかかったような日があります。時には焦げ臭いにおいが感じられることもあります。しかし感覚的に観察していなくても、シンガポールやマレーシアでは日本の気象庁に相当する政府機関が常に大気の状態を科学的方法で調べ大気汚染指数(PSI)として発表しているので、大気汚染の状況を数値で知ることができます。PSIの数値と下の表と比べ

 
 

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