ボルネオ島の情報

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 マレー半島だけがマレーシアの全て、と思いがちだが、南シナ海を越えたボルネオ島はさらなる未知の世界が広がっている。
 コタキナバルはボルネオ島に位置するとはいえ、開発が進んできている都市。街から車で15分くらい走らせれば、まだまだ田舎といった雰囲気が残っている。人々はKLに比べてさらにのんびりとしていてしかもフレンドリー。コタキナバルといえば、やはりキナバル登山が訪れる目的の一つだが、コタキナバル市の目の前に広がる海に点在する美しい島々を忘れる訳にはいかないだろう。

トゥンク・アブドゥル・ラーマン国立公園

 市内からスピードボートで20分くらいのところにある島々がトゥンク・アブドゥル・ラーマン国立公園。鮮やかな水色の海を見ながらリラックスしたり、またはダイビングやマリンスポーツを楽しんだり、しかもリーズナブルな料金で楽しめるのは見逃せない魅力。ダイビングは4月から9月くらいまでは、比較的透明度も高く、イカやロブスター、運が良ければ海亀も見ることができる。その中の島の1つ、マムティック島では、ダイビングとシューノーケリングとリラックス以外は何もできません。マリンスポーツは無理ですが大自然と向き合える静かな島。マリンスポーツをしに行きたいのならば、サピ島やマヌカン島がお薦めです。優雅に島に滞在したいのならば、ガヤ島のガヤナリゾートも良いでしょう水上にコテージがたっていて、リゾート気分を充分に味わえます。

海が目の前だから海鮮料理

 そして、島めぐりのあとは、ショッピングやシーフードを味わいたいもの。シーフードは市内から車で5〜10分くらいのルーヤン地区にある「Luyang Restaurant(ルーヤンレストラン)」がお勧めです。ここの名物はちょっぴり辛いチリが美味しい蟹料理。ぜひご賞味してください。コタキナバルで現地の人がよく行くところをのぞいてみたい人には、タンジュンアルービーチにある屋台を訪ねてみましょう。旬の果物やスナックなどが売っています。ドリアンが旬の7〜10月くらいに、ここでドリアンを買ってその場で食べるととてもおいしいですよ。ドリアンが苦手な人には無理かもしれませんが、あまりの美味しさにドリアンが好きになってしまいました。

謎のファーストフード・レストラン “シュガーバン”

 マレー半島では知られていないマレーシアのファーストフード店、“シュガーバン”。
以前はただのファーストフード店だったが、今ではKK(コタキナバル)ですっかりおなじみのカフェにな
ろうとしている。ファーストフード店だけに、ハンバーガーやポテト・フライドチキンはもちろん、ナシゴレン(辛くない)や、ビーフシチューまでも揃っています。
 おいしいかどうかは人それぞれだとは思いますが…。普段マクドナルドやKFCで食べているならば是非とも試してほしい。カフェだけあって、お茶だけしに行く人もたくさんいます。KKで「シュガーバンにお茶に行く」というのが流行したこともありました。マレー半島ではあまり見かけない“シュガーバン”に足を運んでみれば、新たな発見があるかもしれない。

帰りたくない!

 いつの間にか時間が過ぎ、帰る日が来てしまった。イライラしない、怒らない、それだけで楽しい、幸せな日々を過ごせるということをボルネオの人々は知っているのかもしれない。またいつか、さらに多くの事を教えてもらいたい。飛行機は青い空に向かって飛び立った。


<本稿は日馬プレス第249号(2003年5月1日)に掲載されたものです。>



 

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