常識では考えられないような一方的で、理不尽な要求を自分の子どもが通う学校に突きつけ、思いどうりにならないと、大声を上げて騒ぐ、暴力をふるう、弁護士を立てて訴訟を起こす親がふえている。こうした非常識で理不尽な親たちを“モンスター・ペアレント”と呼んでいる。
こういう保護者“モンスター・ペアレント”に対して多くの学校の校長や教頭などの管理職は事なかれ主義が多く、理不尽な要求に困惑している担任教師を放置している。管理職から、穏便な対応をもとめられた担任教師たちは、悩み、苦しみ、場合によっては退職や自殺に追い込まれていく。精神的に不安定な教師がふえ、児童生徒を異常性欲のはけ口にするような教師がふえている。それも年齢的に四十代、五十代のベテラン教師がおかしくなってきている。事なかれ主義の上司、管理職、教育委員会、そして、モンスター。ペアラント。言うことを聞かない児童生徒には、「お母さんに言って、教育委員会に訴えてもらうよ」と脅されてすくんでいる先生たちに「教師としてのあるべき姿勢」を要求するのは濃くというものだ。
「子供がひとつのおもちゃを取り合って、ケンカになる。そんなおもちゃを幼稚園に
置かないでほしい」
「自分の子供がけがをして休む。けがをさせた子供も休ませろ」
「親同士の仲が悪いから、子供を別の学級にしてくれ」
「今年は桜の花が美しくない。中学校の教育がおかしいからだ
「自分の子供はテニスが得意だが、学校にはテニス部がないので作ってほしい」。
「下校途中に友達とけんかしてけがをしたので、学校は慰謝料を払ってほしい」。
「模擬試験と運動会の日付が重なってしまったので運動会の日付を変えてほしい」。
「子供はピーマンが嫌いなので、給食からピーマンを抜いてほしい」。
「宿題を忘れたぐらいで子供を怒るとは一体どういうことか?」
「うちの子は足が速いのになぜリレーの選手になれないのか」「うちの子は二十五メートル泳げるはずなのになぜ検定に受からないのか」と苦情がくる。
こうした保護者に共通なのは「一方的な主張」だ。「うちの子がいじめられた」と訴える父親が、“容疑児童”の調書を作って乗り込んできたことがあった。他の子どもたちに聞き取り調査まで行い「〇月〇日、A子はどこで誰に何をした」などと数十ページにわたって詳細に記し、「悪質なA子の転校を求める」と要求された。「自分の子だって他の子をいじめてるのに、わが子の『やられた』という言い分しか信じない」「子どもが箸をもてないから、なんとかしてくれ」と教師にクレームをつける親、「先生の性格が暗すぎるから」と保護者会で担任教師を糾弾する親、忘れ物を届けるふりをして教室に盗聴器をしかける親、「子どもがまずいと言っている」からと給食費を払わない親……。
授業中にお菓子を食べたので注意したら「おなかがすいていたのにかわいそう」とクレームが来た。
運動会の練習で「気をつけ」と号令をかけたら「軍隊みたいな教育をするな」と言われた。
携帯を取り上げたら「親が買ったのだから親のものだ。教師が取り上げるな。」と言われた。
どの教師がどのクラスを担任するかを勝手に考えて「この通りにしろ。」と校長に言いに来た。
朝礼の時に態度が悪いので大きな声で名前を呼んだら「みんなの前で叱らなくても、うちの子は後でそっと話してくれたらわかる子なのに…」と文句を言われた。■身勝手ではないか
昔話の桃太郎は1個の桃から彼1人だけ誕生する。ところが、ある学校の学芸会における桃太郎劇は1個の桃から何人もの桃太郎が誕生した。自分の子を主役の桃太郎に―の複数の親の圧力に抗しきれずに、そういう脚本にしたとのことである。
学級記念写真で自分の子が中央にいない、自分の子と仲のいい子を必ず同じ学級にしろ、給食がまずいと子どもが言っているので給食費を払わない―等の種々雑多なクレームやトラブルがあるようだ。とても大人の見識とは思えない稚拙で自己中心的な学校や担任への要求だ。
近 所のごみに火をつけて遊んでいて(燃えなかったけど)警察に通報されたら「先生がこの事件をもみ消してくれ!」と頼まれた。そのやり取りをレジでやっていて、捕まえたときの沈痛さといったら...
とりあえず店長が反省文を書かせて、出入り禁止にして、その後の彼の処遇の選択肢としは「警察」「親」「学校」のいずれかを自分で選ばせるという寛大な物。
普通は問答無用で警察です。
が、彼が選んだのは「警察」。
まぁ、店側は警察が一番良いんだけど、警察に言ったら結局身元保証人で親か先生が来ると思うんだけど...
って言うと、今までおとなしかった彼が突然『親にだけは言わなでぐだざぃ』って。
どうやら物凄く厳しい親で、受験とかプレッシャーが酷いドラマみたいな家らしい...
とはいえ、犯罪は犯罪、これ以上の譲歩は出来ないので被害届は出さないから、後は警察に行って自分でどうにかしろと(どうにもならんだろうけど...)。
が、店長迂闊。
そのやり取りをレジでやっていて、盗んだ本もソコに山積みにしていたもんだから...
たまたま、お店に来た彼の同級生の女の子に盗った本も万引きのこともバッチリ目撃されてしまい。
傍で観ていて、「あぁ、終わったな」って思いました(きっと彼も)。
そんなところ見られたら学校に行けなくなるって...盗んだ本もソコに山積みにしていたもんだから...
たまたま、お店に来た彼の同級生の女の子に盗った本も万引きのこともバッチリ目撃されてしまい。
傍で観ていて、「あぁ、終わったな」って思いました(きっと彼も)。
そんなところ見られたら学校に行けなくなるって...
そんなこんなで、警察に引き渡してしばらく後。
彼の母親がお店に来ました。
てっきり謝りに来たもんだと思っていたら...
『あの漫画を全部買い取りますから。息子は盗んだんじゃなくて買おうと思っていたのよ』
って、何を仰りやがりますかねこのおば様は。
あぁ、コレじゃ息子も非行に走るなと納得。
しまいにゃ『アンタじゃ話にならないから店長呼びなさい』呼びなさい...って命令形です。
店長はもう帰ってしまっていたので社員は社員でも警備のクレーム対応の方を呼んでおば様も御用。
しかも、反省の色がないということで結局被害届を出したという。
これとそっくりの状況が病院などの医療機関でもある。非常識で理不尽な要求を追記つけられ、正当な対応をしようとすると、マスコミがよってたかって医療機関を叩く。最近では警察がマスコミの尻馬に乗って医師や医療機関を袋叩きにしている。“モンスター・ペイシェント”が日本の医療システムを崩壊させている。
妊娠しているのに、一度も産婦人科の検診を受けずに、出産予定日も分らないまま出産という女性がふえている。こういう女性に限って、救急車を呼び、救急外来で措置しようとする。いわゆる 「飛び込み出産」だ。病院側は、正常な分娩になればいいが、「飛び込み出産」だ、そうでない場合のためのデータが皆無だ。妊婦の状況、胎児の状況をカsんぜんに把握しないで処置すれば、予期せぬ状況、トラブルが起こる可能性が高い。「飛び込み出産の妊婦の関係者ほど、何かあれば医療ミスと騒ぎ、警察沙汰、訴訟沙汰になる。一般的に「飛び込み出産」をする妊婦も父親も、生まれてくる子への愛情が希薄だ。愛情があれば定期的に検査をし、母体の安全と胎児の健康な成長を願うはずだからだ。彼らが考えるのは、「あわよくば、病院や医師から慰謝料がとれる」、「人権弁護士とマスコミが見方になってくれれば、金になる」と考える。
そういう妊婦や関係者、マスコミや世論の点数稼ぎの警察の動きが見え見えだから、産婦人科のある医療機関は、救急車で運ばれてくる妊婦も「飛び込み出産」の妊婦も受付たがらない。 |