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暴走する軽自動車 |
日本では、軽自動車は性格のおだやかな、ゆったりしたひとが好んで乗ると信じられている。高速でハンドルを切ると安定感を欠くような気持ちがするから、軽自動車を運転するときには安全運転を心掛けるようにしているひとが多い。
マレーシアでは「なんで、あんなに命懸けで軽自動車を運転するのだろう」、「事故に遭ったら、グチャグチャになっちゃうのに」とあきれることが多い。軽業師のように、スキーのスラロームの選手のように、高速で走っている車の隙間を縫うように軽自動車が暴走する。今日も暴走するカ×チルを見た。 |
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普通乗用車でも軽自動車でもハンドルを握れば「ぼくはF1レーサー」という気分になってしまうのかもしれない。ひょっとしたら、日本車メーカーの製造技術の高さを過大評価しているのかもしてない。「高速で急ハンドルをきっても、急ブレーキを踏んでも、日本車メーカーの関与した軽自動車なら絶対安全、事故なんて起きっこない」と信じているとしたら、それは危険だ。
バイクも同じだ。バングサのTMCの裏のランダバウトで、必死にコーナーリングの練習をしている40歳前後のバイクドライバーを見たことがある。老いも若きも「目指せ、レーサー」。夢があっていい。
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本稿は日馬プレス第255号(2003年8月1日)に掲載されたものです。 |
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