交差点の先は大渋滞、
それでも交差点内へ進め進め

 青信号の先に車が詰まっていたら交差点手前で停車するというのはわたしたちの常識だ。ところが、マレーシアではおかまいなしに交差点内にどんどん進入していく車が多い。交差点内を車が埋め尽くしている内に前方の信号が赤になり、横の信号が青になる。青は進め。ところが進めない。クラクションが鳴る。「鳴ったって何したって、動かないものは動かない」と交通を遮断している加害者は平然としている。自分の誤った判断によって他の車の交通の妨害していても、彼等には自分が誤っているという認識はない。悪いのは前方の車の列が進まないからだと考える。
  信号が変わる直前になって進んだりすると、同じことが横の信号でも繰り返される。これで大渋滞に拍車が掛かる。
 でも、中にはきちんと交差点の手前で停車する車がいる。停車の仕方が急ブレーキ気味だと追突されそうになることがある。ときには「なぜ、交差点内に進まないんだ」という怒りを込めたクラクションがなることがある。

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本稿は日馬プレス第258号(2003年9月16日)に掲載されたものです。