空きスペースのない駐車場で、駐車中の車が出るのをまっている。運転手達が帰ってくるのを見て、その車が出やすいように移動する。出ていった車のスペースに駐車しようとすると、あとからきた車がスルスルとそのスペースに駐車してしまう。文句を言おうと、怒ろうと、知らん顔だ。ときには、「なんで駐車しちゃいけないんだ」と逆に怒られることがある。
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この国の人たちは可能な限り入り口の近くに駐めようとする。空きスペースがないことが分かっていても、後続車両がつながっていても、気にすることなく駐車スペースをさがす。さがしても見つからないときには自分で通路上に駐車スペースを作ってしまう。以前から駐車してある車の前にだって駐めてしまう。用事が済んで車のところに戻ってきたら、車が出られないことがしばしばある。クラクションを鳴らして呼び出そうとしてもなかなか出てこない。しつこく鳴らすと「少しぐらい待っていればいいんだ」と不機嫌そうににらみつけてくる。「ごめん。ごめん」と申し訳ない意思表示をする人は小数派だ。
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こういう経験をした在留邦人は多いはずだ。「油断も隙もない」というより、順番を待つという「マナーも常識もない」人達がこの国にはいる。
もちろん、この程度で腹を立てていたら、マレーシアでは生きていけない。「人よりも一歩でも早く」という意識がマレーシアを進歩させてきたのかもしれない。
わたしは遠くても、直射日光が当たっても、すぐに駐車できる場所に行く。だから、マレーシアの人々も「ちょっとくらい歩いたっていいだろうに」と考えてしまう。100メートルや200メートルくらい歩いても罰は当たらないと思うんだけど。 |
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