ウィークデーの毎朝、毎夕、ラッシュアワーにはフェデラル・ハイウェイが大渋滞する。KL方向の上りはセレンバン・ハイウェイへの分流からペタリンジャヤ(PJ)のアムコープ・モールのあたりまで、ひどいときはPJヒルトンよりスバン寄りまで混んでいる。スバン方向の下りはセレンバン・ハイウェイ、オールド・クラン・ロードへの分流から天后宮のあたりまでと、プッチョン、サンウェイ方向の分流からPJヒルトンあたりまでだ。
渋滞の理由は簡単、一車線または二車線の分流に、四車線ぐらいで流れ込むからだ。比較的流れがいい中央分離帯寄りの車線を走り、分流の直前で割り込みをする車が走行車線の通行を妨害するからだ。違法行為というかマナー違反が無用の混雑を招いていることは分かりきっている。
交通警官がでて、一車線または二車線の分流車線以外から割り込もうとする車を直進させれば渋滞は解消する。ほとんどの局所的渋滞はこれでなくなる。直進させられた車は次の出口からでればいい。それでも割り込もうとする車は捕まえて、罰金をたっぷり取ればいい。規則を守り、マナーを守っている多くのふつうの運転者達は「それでこそ交通の円滑化に貢献する交通警官」と賞賛するだろう。
また、セランゴール州とクアラルンプール連邦特別区の境の門からバングサ方向に分かれる道と有料道路に分かれる道との境目に路面に通行禁止の表示が出ているが、これを守らない車が圧倒的に多い。通行禁止の表示の上を走ると他の車線よりも早いからだ。ここを走ってバングサ方向にいく車は3分の2、残りは直進するために路肩に割り込んでいく。タクシーも路線バスもスクールバスも、もちろん一般車両もだ。下り方向でも同じ状況が起きている。マレーシア中に同じような場所は幾つあるのだろう。
路肩走行と通行禁止の表示の上を走っている車を捕まえるだけで、交通警察が受ける罰金の金額はひじょうに大きいはずだ。交通警官の給料も上げられるし、様々な交通安全のための器材を購入できる。証拠もなしに「スピード違反だ」と言い張って個人的罰金を課すよりも、明らかに法律に違反する車を取り締まる方が国民の支持を得られるはずだ。 |