株式投資のお勉強(日本語)

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 経済の国際化が進んでいる中、今はアジアの一角にある日本の中だけで資産運用を考えていてはいけないといわれている世の中だ。では一体、資産をどのように運用すればよいのだろうか?
 これからの国際経済の変化を予測し、資産の少しを海外で分散して投資することにより、長期間での利益を得ようとする考えは一見リスクが高そうに見える。しかし、他の方法では得られないような高いリターンが期待できるだろう。

 マレーシアにおける投資というのは、あまり専門的な知識を必要としない不動産投資が一般化しているようだが、株を始めてみたいなあ、などと考えている人、初心者向けに企業投資を中心とした長期の資産運用の力がつけられる
http://asiakabu.hp.infoseek.co.jp/ (日本語)へ行ってみよう。<アジア概観>では、マレーシアをはじめアジア各国の概要説明があり、<マレーシア株式学習室>にリンクできる。マレーシアでの株投資へのコメントとして、「豊富な天然資源と政治的安定を有する国であり、長期の成長に関しては楽しみです」とあるが、マハティール政権が幕を閉じ、アブドゥラ新首相となっても、同じポリシーが継続しているマレーシアは近隣諸国に比べても間違いなく実に穏健だ。それはおそらく、経済がすばらしく成長したからだろう。インフラストラクチャーの整備も確実に進んでいる。社会的に不満やアンバランスな整備はあるが、経済が発展して人々の生活がそれなりに豊かになっていく状況は実感できるし、各民族間に経済格差はあるとはいえ、それが紛争を呼び起こすほどひどくなく、政府はこの格差をなくすために手を尽くしている。多民族国家なので、常に根には不安定要因があることを前提し注意をしながら。もちろん投資においては、リスクがまったくないとは思わないことが重要だろう。国内の特殊な政策、マレー人優遇やアメリカドルペッグ制の問題もある。

 


 

 もっと奥を知りたい人は、クアラルンプール証券取引所 http://www.klse.com.my/ (マレー語、英語)にいってみてはどうだろうか。少しでもマレーシアで株でもかじりたいと言う人、知識を得たい、という人にはよい情報源だと思う。
 <投資家教育>をまずはクリックしてみよう。<株式市場基本>では、 株の初心者、投資したいけれども初めに何をしていいのかわからない人、どのようにトレードが行われているか、などとかなり初心者向けに丁寧に説明しているところから始まり、どのように企業を選択するか、IPOの公募方法、株式市場でしていいことと、いけないこと、などが説明されている。
 KLSEは、投資者教育の重要性を認め、学習コースもあるらしく<プログラム>では、コースの紹介をしている。また英語とマレー語と説明の株式市場専門用語の用語解説もある。 <リスト>では企業の概要(年代と主要活動、製品、サービスを含む個々の会社の予備知識)、上場会社のリスト統計、主要取締役会、第2取締役会、またはMESDAQ市場にリストされている企業だ。また、ご丁寧に全企業のウェブサイトにもリンクできるようになっている。
 企業選びは慎重に行い、業績と株価を確認する程度で成長を待つ。そんな投資をしたいものだ。未来はわからなくても、調べられることは調べ3年先・5年先を予測して本当に優良な企業に投資したいもの。
 そのためには企業をチェックすることはもちろんのこと、目立たない市場を調査したり、他人が評価する判断の基準の誤りを発見したり、信念を持って株式を保有するために個人の投資方針を確立する必要もある。そして、広い視野に立ち歴史と現在から未来を読み取る努力やリスクを把握して行動できる勇気が必要だろう。いや、これは株投資に向けてのみならず、複雑な社会を生き抜く業でもあるのだ。

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本稿は日馬プレス第271号(2004年4月1日)に掲載されたものです。