Luxaa ルクサ
(日本語)

本物の天然素材にこだわり、マレーシアで癒しの極上アロマ商品を企画開発

http://www.luxaa.com/jp/

 


 

 今回のウェブサイトは、筆者の友人、内村氏のネット・ショップ。
 この内村氏は、マレーシアを拠点に独自ブランド「Luxaa(ルクサ)」の名前で商品の企画開発をし、日本のお客様向けにインターネット通販をしている。もともとは、 6年前にマレーシアが好きで、こちらのインターネット関連の研究員として家族といっしょに来馬。サイドビジネスとして始めたバリ島のMASACO石鹸のネットショップが評判となり、その後MASACO石鹸が大手の商社に移管されたことにより、2003年2月にルクサを独立起業した。インターネットが普及したために、マレーシアと日本を結んでネット通販のビジネスが展開できているユニークな例だ。
 サイトを見てもらえばおわかりのように、天然のエッセンシャルオイル(精油)を使った「贅沢な本物の香り」へのこだわりはたいしたものだ。最新作は、天然アロエベラジェルの生地をベースした、スキンケアの保湿ジェル。香り付けに、薔薇やジャスミンや白檀など、贅沢で極上のエッセンシャルオイルをふんだんに使っている。
 どのくらい「極上の香り」なのかといえば、例えば「茉莉の保湿ジェル」に使っているジャスミンアブソリュートオイル。エジプトのナイル河口三角州地方のジャスミンの低木から、夜明け前にジャスミンの白い花が一つ一つ手で摘まれる。約7000個以上ものジャスミンの花から抽出される精油はたったの約1ml。宝石にもたとえられ、精油の王様とも呼ばれる。エジプト産のジャスミンオイルが世界でも最も品質が高く、香りも良いとされ、有名ブランドの香水の原料にもなっている。
 同じく「白檀の保湿ジェル」だが、そこで使っているサンダルウッド=白檀の精油は、世界でも最上の品質とされるインドのマイソール産だけを使う。しかも精油の精製法は、手間とコストのかかる二酸化炭素抽出法。ルクサ店長内村氏のこだわりが表れているところだ。心をゆったりとさせる、その深みのあるウッディーな香りの奥底にひそむ、人の官能にうったえるエキゾチックで魅惑的な芳香には、きっと感動をおぼえると思う。

 アロマセラピーで使われる自然の精油は、精神的に良い効果をもたらすのだが、植物中にごくわずかしか含まれていない。例えば、バラの花1トンから0.5リットル(ローズ100本で精油1滴ほど)、ラペンダー1トンから3リットル程しか取れない。とても貴重なもので、まさに植物の生命が凝縮して込められているという感じだ。
 ちょっとした匂いで、何かを思い出したり、何かの記憶がよみがえってきた時はないだろうか。私はよくある。朝一の新鮮な空気が、異国での青い空を思い出させたり、洗剤を変えただけで、昔使っていた洗剤と同じだったら、昔のキッチンが脳裏に浮かんだり。人間の嗅覚というものは本当に敏感らしい。好きな香りや嫌な香りなどの感覚の違いによって、快・不快などの感情も生まれる。また香りの成分は、呼吸によって肺にまで到達して、肺静脈などからも吸収され、血中に入った香り成分は感情に関係なく成分の作用を体にも与えている。
 アロマのみではなく、天然素材を配合した「肌触り」へのこだわりも十分。保湿成分が肌に浸透したあとは、もう店長の言うキャッチフレーズ「さらさら、絹のタッチ」そのもので、熱帯のマレーシアで使ってみても、べたつきが少なく気持ちがよい。アロエベラ以外にも、植物性の保湿成分として、ビタミンEの一種であるトコトリエノールを配合。抗酸化作用があり、肌の老化や、強い紫外線によるダメージを和らげてくれる。このトコトリエノールは、マレーシア産のパーム椰子を原料とした、メイドインマレーシアの優れもの素材として注目されている。また、傷ついた皮膚を修復、保護する作用があるカレンデュラオイルを加えているそうだ。アロマセラピーにお肌のケア、もう二重丸ではないか!

 ルクサのコンセプトや商品作りについて、内村氏に直接聞いてみた。

 「天然素材とか地球に優しくというと、とかく無添加・無香料がいいとか、質素にしましょうみたいな方向になるじゃないですか。でもルクサでは、『まあ、そんなにカタク考えずに、天然素材だけど思いっきり贅沢に愉しみましょう。香りもふんだんに使って。』と考えます。薔薇やジャスミンなど、世界にある高価で極上の天然精油を厳選し、日本人の感性で上質の香り付けをして商品を仕上げ、日本や海外にネットでダイレクト通販しよう、というのがルクサの原点です。他の会社なら絶対手がけないような本物の花の香り、SMAPの歌みたいにオンリーワンのアロマ商品を、マレーシア拠点で作ろうというわけです。
 もともと根が凝り性というか、マニアックなので、どうしても、コスト度外視のこだわりの商品作りになるんです。私はそれをエピキュリアン(快楽主義者)のためのアロマ商品と呼んでいます。日本を拠点にするより、大らかなアジアを拠点したモノ作りの方が、エピキュリアンにとっては楽なのかなあ、と。実は、マレーシアが好きで暮らしている、言い訳の一つなんですが(笑)。」

 ルクサの主力商品は、保湿ジェル6種に、手作り石鹸が4種。今後もいろいろ新作の商品や香りをリリースしていく予定だ。今は日本向けの販売のみとなっているが、将来的にはマレーシア国内のショップ販売や、海外向けの通販も手がけていきたいとのこと。マレーシアから購入したい方は、info@luxaa.coまで問い合わせしてほしい。その他にも、ベトナムのシルク刺繍バッグやタイのステンレス食器など、アジア各地から取り寄せた小物が並んでいる。また、プロ顔負けのアジアの人物&風景写真<フォトギャラリー>やエッセイ<バー・ヒソヒソ>を見るだけでも、十分に楽しめるだろう。ちなみにLuxaa(ルクサ)の語源は、内村氏の奥様が好きなマレーシアの麺ラクサから思いついたらしい。
 

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本稿は日馬プレス第272号(2004年4月16日)に掲載されたものです。