サウザン・バンク・ミューチュアル・トラスト(英語)

http://www.sbbmutual2u.com/

 


 

 前回の「株式投資のお勉強」に続き、資産運用のひとつである,契約型投資信託を覗いてみよう。
 マレーシアではいくつかの信託銀行で、契約型投資信託(Unit Trust)を行っている。契約型投資信託とは、「投資家」「販売会社」「管理・運用を行う受託銀行」で成り立ち、「販売会社」が証券を発行し、それを投資家が購入(株式の場合、???株となっているが、投資信託の取引単位は口数となる)、そして管理・運用を行う受託銀行に入金され、投資信託としてプールされる。決算時に収益を上げた場合、販売会社を通じて売却(解約)時に分配金を支払うというしくみだ。資産の保全ということを考えた場合、株のような危険はなく、安心して投資できる商品なので、マレーシアにいる日本人でもトライしやすいだろうと思う。ということで今回は、契約型投資信託をいくつかの銀行で取り扱っている中でもサウザン・バンクについて絞ってみた。

 通常どこの銀行でも、掛け金、利率、長期・短期のどちらかに適切か、など多くのコンセプト、スタイルの契約型投資信託がそろっていて、中では、医療保険と組み合わされたものもある。同サイトでは主にそれらの種類の説明が全面的に書かれている。メインページを見てみると、サウザン・バンクではグロース・ファンド4種、スモール・キャップ・ファンド1種、アグレッシブ・グロース・ファンド2種、グロース・インカム・ファンド2種、インカム・ファンド2種、インデックス・トラッキング・ファンド2種など19種類が用意されている。

 コンセプトでいうアクティブ型とは、 投資収益比較の目安となる指標(ベンチマーク)を決め、その指標を基準にして運用をおこない、このベンチマークと同じような収益率を得ようとして運用をおこなうことだ。アクティブ運用は運用会社のファンドマネージャーたちによる調査能力・分析能力に頼る部分が大きい運用スタイル。

グロース型は、個別企業の将来の成長性か株価の動向のどちらかに焦点をあてて、それぞれの付加価値を提供することを目的とし、株式市場の平均を上回る成長率を持つ銘柄を見つけ出そうとするもの。

 また他の信託銀行によっては、バリュー型やトップダウン型・ボトムアップ型などというのもあり、バリュー型は、現在の株価が最も重要であると一般的に考えて、他の銘柄とPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)などによる比較を行い、現在の株価が適正と考えられる水準に比べて割高か割安かを判断し投資していくものだ。株式市場が下落し、それによるムードの影響で株価が下がったような銘柄は、大変魅力的な投資対象となる。

 トップダウン型・ボトムアップ型では、トップダウン型は、経済環境の変化や産業構造など全体を分析して、ポートフォリオの大枠を決定し、個別銘柄を選定していくタイプ。経済データの大半が過去のデータなので、将来の予想値を分析する際にファンド運用会社のファンドマネージャーによる能力の差が発生しやすくなる。一方、ボトムアップ型は、個々の株式や債券の銘柄の分析を重視している。

 <スマートな投資者のための賢い秘訣>と題して読み物も下方にある。
 

 短期と長期のゴールを達成するため全所得レベルの人々を補助する財政計画から始まって、あなたの財政位置が今どこにいるのか、またどこへ向かっているのか注視する財政計画のコンセプト、財政計画を展開や、常に見直すことを手助けする5ステップの計画プロセスといったものが書かれている。この機会にあなたの財政プランを見直してみてはどうだろうか?

目次へ戻る


本稿は日馬プレス第274号(2004年5月16日)に掲載されたものです。